神功皇后お手植えの綾杉がある高倉神社でちょっと違う空気感を味わう

岡垣町にある高倉神社ってこんな場所

御祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)・大倉主命(おおくらぬしのみこと)・菟夫羅媛命(つぶらのひめのみこと)です。開運・厄除けで有名な神社ですね。

ざっくり私的に言いますと、昔仲哀天皇・神功皇后の乗った舟を現在の遠賀川河口若松区払川地区あたりで止めたされる大倉主命と菟夫羅媛命の二神がこのあたりの高倉の山にいたそうな。

当時現在の北九州一帯を治めていた岡県主の祖である熊鰐という人物がお迎えに行き現在の下関から道案内をしていたのですが、舟が進まなくなったのがその途中ですからもちろん神功皇后から、なんで舟が止まるねん、なにか企んでるのじゃないかと嫌疑をかけられます。道中現在の白島を献上したという話もある熊鰐さんですが可哀想。。ですが熊鰐は答えます、この先にある現在の高倉という場所におられる大倉主命・菟夫羅媛命という男神と女神の二神が怒っているから舟が進まないのですと。そこで仲哀天皇・神功皇后は伊賀彦命を呼び祈祷をさせたところ舟が進みだし、神功皇后は喜び熊鰐もほっとしたという話でございます。

ざっくりすぎてどこかから怒られそうですが、それを縁に神功皇后が征韓後再びこの地に訪れ綾杉をお植えになり神祠を建立したということらしいです。 

詳しい史実は学術者にお任せするとして高倉神社を目指します。

 

高倉神社

いくつか行き方がありますが、写真は県道287号線海老津駅前の信号から波津方面へと直進して吉木小学校南の交差点を左折したところです。奥に見える山々の麓あたりにあります。

 

高倉神社

その途中の風景ですが、「乳垂川の清流とおやじ達の愛情が育んだ高倉伝統の掛け干し米」これ絶対うまいでしょ!と思ったのですが、乳垂川(ちたるがわ)の名の由来は神功皇后が高倉へ再来の際に乳の出が悪く困っていたところ、そばに流れる川の水を飲んだら乳の出が良くなったことからそう呼ばれるようになったそうです。むかしは上流を石川・中流を乳垂川・下流を汐入川と呼んでいたそうです。

 

高倉神社

ここを直進すると付近に駐車場があります。

 

高倉神社

鳥居が見えますね、吉木方面から来た時の入り口になります。

 

高倉神社

鳥居をくぐると左手に大きな楠があります。写真ではわかりずらいと思いますがめちゃデカいです。高倉神社に来ると毎回思うのですが、私的にちょっと他の神社と空気感が違います。もちろん地元贔屓なのだろうと言われるかもしれないのですが、それを差っ引いたとしてもそう感じるのですよね~ 自分でも謎なのですが。。 神社を多く巡ってる方の感想を聞きたいほどです。。 科学的にはそりゃ木が多くて酸素多いからだろと一蹴されそうですがw

 

高倉神社

境内の様子。左手に高倉稲荷神社の鳥居が見えます。正面にあるのが大楠。

 

高倉神社

稲荷神社の鳥居を進んでくると高倉稲荷神社。

 

高倉神社

銅製毘沙門天立像が…あれ無い。。室町時代に芦屋鋳物師が造ったされる全高227,5㎝の大きな毘沙門天像が本来ここにあるのですが、現在詳細調査のため九州国立博物館にあるそうです。

毘沙門天像

参照:岡垣町HP

岡垣町HPから画像を借りてきましたが、こちらが銅製毘沙門天像です、大きいですね。

 

馬像

馬の像。そういえば子供の頃先ほどの小学校からの道路を馬が歩く神事があっていたと思うのですが現在もあるのかな。初めて馬が歩く姿をそばで見てあまりの大きさに衝撃的だったのを思い出します。

 

高倉神社

乳垂川のほうから桜門を眺めたところ。

 

高倉神社

階段途中からの社殿の様子ですが、後ろにある山と一体化してますね。

 

高倉神社

参拝したあとに、拝殿の様子を。

 

高倉神社

こちらが神功皇后がお手植えされたといわれる綾杉です。大きな綾杉ですが、中が焼かれて黒くなっているのが目で見てわかります。

この綾杉は戦国時代に大友宗麟軍がこの地に攻めてきた際に焼かれるのですが、残った樹皮から新たに芽を出し今もたくましく生きているそうです。私的にはさすが神功皇后となります。

戦国時代に九州北東部一帯で領地を拡大するキリシタン大名であった大友宗麟の軍は各地で侵攻のさいにこうして神社仏閣を破壊してまわったのですね~結果神仏信仰の有力家臣は離れていくわ大友家は滅亡するわとなるのですが、いつの時代もどんな宗教であろうと心の拠り所として信仰するのは良いですが、カルト化して他を脅かしてはアカンよねと教えられてるみたいですね。

 

高倉神社

高倉神社本殿。素朴で派手さはありませんが、しっかりと地に足をつけた感じが印象的でございます。

 

高倉神社

ここをくぐると御縁があるそうですよ!独身で恋愛・結婚願望がある方はくぐっておいたら良い事があるかもしれませんね!

 

高倉神社

境内にかかる赤いたいこ橋で下を流れるのが乳垂川。

 

高倉神社

周辺の乳垂川の様子ですが、さすがに流れる水がきれいでした。

神社仏閣好きにはぜひ訪れてもらいたい岡垣町の高倉神社でした! ちなみに近くには黒田官兵衛(孝隆)からも信頼が厚かった戦国武将黒田二十四騎の一人、ここ高倉の地を愛した黒崎城城主・井上周防之房が再興しお墓もある龍昌寺も必見ですよ。

高倉神社HP 福岡県遠賀郡岡垣町大字高倉1113 

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