日吉神社|若松区東二島|古くから洞海湾・二島の発展を見守ってきた

若松区東二島に鎮座する日吉神社

北九州市若松区に二島という地区があります。洞海湾に面した場所ですが、整備される以前には洞海湾と江川が合流するあたりに二つの島がありました。現在は埋め立てによりその姿はありませんが、ここ二島の地名の由来となっております。その二児島には神功皇后が立ち寄り休まれたという伝承があり、そのさいに村人達にもてなされてきれいな泉に案内されました。その泉に写った姿は頬が赤くとても美しかったので、紅影の池と呼ばれ現在では日吉神社の近くに跡地として大切に残されてあります。

また二児島には両児嶌大明神がありましたが、現在は日吉神社の境内に遷座されてあります。

日吉神社

国道199号線沿いにある日吉神社の一の鳥居になります。ここから真っ直ぐ2、300mほど先の東橘の森に日吉神社が鎮座しています。

 

日吉神社

日吉神社前になります。

御祭神 大山咋神 大国主神  配神 須佐之男神 天神地祇

この二島の地に鎮座されたのは嵯峨天皇(在位期間809年~823年)の時代で近江国(滋賀県)の日吉大社の御分霊を遷座されたのが最初だそうです。かなり歴史を感じさせますね。
後世には花房城主麻生近江守の尊崇がとくにあつく、正月田・三月田・五月田と奉賛の誠を捧げた寄進田の地名が残っているそうです。

こちら日吉神社は産業開発・商工業繁栄・工場安全・延命長寿・開運厄除・交通安全などの御神徳があります。

 

日吉神社

日吉神社境内になります。

 

日吉神社

手水舎。

 

日吉神社

狛犬です。

 

日吉神社

日吉神社の拝殿になります。奥は森になっており心地良い空気感です。

 

日吉神社

拝殿内の神額になります。

 

日吉神社

本殿になります。

 

日吉神社

宮司さんがおられましたので、拝殿内の写真など見させていただきましたが、こちらは今となっては貴重な昭和11年(1936年)に撮られた二児島の写真です。2つ島があったということは知っていましたが、こんな感じだったのか~とちょっと感動。神功皇后の時代はこの写真の時よりも洞海湾が広かったので、もっと大小2つの島!という感じだったでしょうね。

 

日吉神社

境内の左手には二児島にありこちらに遷座された両児嶌(ふたごじま)大明神(祭神 伊弉諾尊大神・伊弉冉大神)・猿田彦大神・鹽土老翁神が祀られてあります。

 

日吉神社

鳥居扁額には両児嶌大明神と彫られてあります。

 

日吉神社

境内の右手には境内社の天満宮・伊勢社・泉地主神(紅影池の裏山に祀られていた)

こうやって見てみると二島の港湾開発や宅地開発で移動せざるを得なくなってしまった周辺の神様を受け入れてきた懐の深さを感じさせますね。

 

日吉神社

境内右手に小さな通り道があり(幼稚園との間)こちらを進むと神功皇后ゆかりの紅影池があります。

 

日吉神社

こちらが紅影池の跡地になり、写真右側に井戸のような感じで大切に残されてあります。(※現在水はありません)ここで神功皇后が池を見ながら喜んだと思うとなんだかほっこりさせられますね。

そんな若松・二島・洞海湾と様々な歴史を感じさせる場所です。

以上、若松区東二島にある二島の総鎮守日吉神社でした!

日吉神社 福岡県北九州市若松区東二島2丁目16−6→グーグルMAP