十字架の塔|遠賀郡水巻町古賀|水巻町図書館・歴史資料館周辺オランダとの交流が続く場所

戦時中に捕虜として炭鉱労働で亡くなったオランダ兵を慰霊する十字架の塔

場所は遠賀郡水巻町古賀の水巻町図書館・歴史資料館のそばです。

戦時中にシンガポールやインドネシアで旧日本軍の捕虜となり、当時日本国内の炭鉱で強制労働で亡くなったオランダ兵818名(うち水巻町で亡くなったオランダ兵53名)が慰霊されてあります。当時は1000名以上の連合国軍兵士がここ水巻町で炭鉱労働に従事させられていたそうです。終戦から40年後の1985年に戦時中捕虜として水巻町に連行されていたドルフ・ウインクラーさん(1917-2009)の来日をきっかけに、水巻町とオランダのノールドオーストポルダー市の交流が現在も続いているそうです。詳しくは水巻町HPをご覧ください→こちら

 

十字架の塔

県道202号水巻芦屋線から見た水巻町図書館・歴史資料館のエレベーター入口です。車の際は水巻町図書館前の信号から上がって行きます。

 

十字架の塔

水巻町図書館前の信号を上がって行くと右側に入口があります。

 

十字架の塔

図書館への坂を上がる途中左側には炭鉱就労者の像があります。こちらの像は元々炭鉱時代に日本炭鉱第二鉱坑口付近に設置されていて閉山後は旧日本炭鉱事務所の敷地に移設され、後の平成16年に水巻町へ寄贈されたそうです。

 

十字架の塔

水巻町図書館・歴史資料館です。

 

十字架の塔

図書館の裏手にある坂道を上がるともう一か所駐車場があります。中央広場と多賀山山頂に向かう指標がありますが、反対の右側坂を下ったところに墓地がありそこが白い十字架の塔がある場所です。(初めて行くと少しわかりにくいかも)

 

十字架の塔

こちらが十字架の塔になります。全面に設置された銅板には捕虜収容所で亡くなったオランダ兵の名が刻まれ慰霊されてあります。

 

十字架の塔

十字架の塔の正面です。中には花や地元の小学生が折ったものでしょうか千羽鶴が献じられていました。

 

十字架の塔

十字架の塔がある後ろの斜面には様々な花が植えられこの時はまだ小さなカエデが色付き始めていました。春にはオランダとの交流の証でもあるチューリップが咲くそうです。戦争を後世に伝える大切な場所となっているようです。捕虜や強制労働など戦争時の側面を知るきっかけとなる貴重な場所でもあるかと思います。

ちなみに水巻町図書館の一画にはオランダに関連する書籍など集めた読書コーナーがあります。

以上、水巻町古賀にある十字架の塔でした。

十字架の塔 遠賀郡水巻町古賀↓