大島砲台跡・トーチカ・風車展望台|宗像市大島|展望や歴史を感じることができる貴重な空間

宗像市大島にある戦時中の砲台跡・トーチカ・風車展望台を見てきた

今回は宗像大社中津宮や沖ノ島遥拝所で有名な宗像市大島の見所スポットの一つでもある風車展望所周辺のようすをお伝えしたいと思います。

前回沖ノ島遥拝所をお伝えしましたが、そこから旧陸軍道を通って砲台跡・風車展望台まで行ってみました。砲台跡は以前に当ブログでも門司区の門司城址や遠賀郡水巻町の明神ヶ辻山でもお伝えしたことがありますが、トーチカはこの辺ではあまり見ないような気もします。知らないだけであるところには残っているのでしょうが。

トーチカとは

トーチカ(ロシア語: точка)は、鉄筋コンクリート製の防御陣地を指す軍事用語。

日本語では特火点(とっかてん)と訳される。英語ではその形や用途からピルボックスpillbox、錠剤ケースの意)と呼ばれ、掩体壕(バンカー)の一種に分類される。引用:Wikipedia

ざっくり言うとその建物内部で周辺を監視したり必要であれば内部から銃器を使用したり、武器・弾薬を保管したり砲台に指令を出したりするところでしょうか。詳しくは引用先をご覧ください。

大島にある砲台は主に玄界灘を航海する敵艦を攻撃する役割だったそうですが、戦時中攻撃使用したことは無かったようです。

 

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沖ノ島遥拝所から砲台跡へと向かうと途中で舗道と旧陸軍道とに分岐します。砲台跡まで約500mと書かれてありますがこれが意外と遠く感じました。

 

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道中はこんな感じです。

 

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途中あった戦後建てられた標柱には沖津谷川・砂防指定地・福岡県と書かれてありました。道の横は土砂災害がありそうな谷ではあります。

 

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こんな感じでウォーキング的には歩きやすいです。

 

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レスキューポイント⑦です。大島島内では度々見かけます。そういえば夏場に大島をウォーキングで周遊する高齢者がよくレスキューされるというニュースもあってたな。名所間が何気に距離があるのですよね~私のように普段歩かないような人は過信禁物ですw

 

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レスキューポイントから八幡・洞海湾を見たところで、手前から玄界灘・地島・鐘の岬・黒崎鼻・波津城・日ノ峯山・石嶺山・権現山・皿倉山と良く見えます。

 

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ポイントを過ぎて右手の斜面を見ていると陸という部分だけわかる小さな標柱がありました。

 

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けっこう歩くな~と思い始めた頃に舗道に出て分岐点。九州オルレ宗像・大島コース(大島港ターミナル→御嶽山展望台→風車展望所・砲台跡→沖津宮遥拝所→夢の小夜島→大島港ターミナル)だと距離約11.4km、所要時間4~5時間だそうです。時間に余裕をもってのんびり歩いて回るには良さそうですね。

 

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砲台跡へ向かう右側には牛魂之碑がありました。大島には牧場もありますが、食肉となる牛への感謝と鎮魂という意味合いで建てられたのでしょうね。

 

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砲台跡へ向かう途中に左側で何か鳴き声が聞こえるな~と思っていたら馬やヤギが飼育されていました。こちらはそこで黄昏れていたヤギ。

 

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建物の裏にもけっこう飼われていました。

 

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坂を登りきる寸前で見える展望台と海!この構図が見られるところは福岡ではそんなに無いような気もするけど気のせいかな。

 

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右手に駐車場がありその奥に日本海海戦戦死者慰霊碑があります。日露戦争の時代にこの玄界灘で戦死したロシア側4830名と日本側117名の戦死者を慰霊しています。

 

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その先に柵があり何か動物が走っているな~と思っていたらイノシシでした。小さな黒いイノシシで、へぇ~イノシシも飼っているのか珍しいねなどと思っていたらどうも違うような

 

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ただ単に出没しているだけのようでした。しばらく見つめ合って動きがなかったのでそのまま見学を続けましたが、大ボスみたいなイノシシじゃなくてよかったです。見ているだけなら可愛いですが、田畑を荒してしまいますからね~困ったさんです。

 

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砲台跡トーチカ周辺の眺めです。

 

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トーチカの上には玄界灘をはさんで沖ノ島も良く見えました。こうやって見ると沖ノ島を守っているようにさえ見えてきますね。

 

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トーチカを横から見たところで、監視の窓が当時の様子を想像させます。2段構造になっていて地下に弾薬庫などがあります。大島

反対側の横から見たトーチカです。

所属は下関要塞で昭和10年5月に起工され、昭和11年11月に竣工されたそうです。周辺には砲台跡が4砲座あり戦時は15cm加農砲が4門据えられていました。

 

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上部への入口です。

 

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入口から入った正面で、観測孔からは玄界灘が見渡せます。

 

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入って左側です。

 

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こちらは地下部分の入口です。

 

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錆びた鉄製の扉の枠が当時を物語っているかのようです。

 

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反対側から見た地下の部分で右側にいくつか部屋があり当時は弾薬庫として使用されていたようです。

 

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トーチカ付近から砲台跡を見たところで玄界灘に向かって4座あり内部のコンクリートの形状がそれぞれ違う感じでした。今では観光名所として整備され素晴らしい風景の一部となっていますが、戦争の実体験のない平和ボケした私達に色々語りかけているようにも思えます。

 

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こちらは4座ある砲台跡の中のひとつです。

 

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風車展望所のほうから見た砲台跡一帯で丘の上部にトーチカが見えます。昭和20年頃の戦争末期頃には米軍上陸に対しての危機・厳戒態勢も今では想像できないくらいのものだったことでしょう。

 

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こちらは砲台跡から風車展望所を眺めたところで、本当に素晴らしい景色です。

 

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風車展望所。海からの風が心地よい場所ですね~ 

 

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こちらはあまりの素晴らしさの為想定外に時間を費やしてしまった砲台跡を後にして、日没とフェリーの最終時間(大島発18:00)に軽く焦りながら急ぎ足で通過した御嶽山展望台。。御嶽神社もスルーしたのでまた今度ゆっくり訪れてみたいと思います。

宗像市大島にある砲台跡と風車展望所のある一帯は景色も含めいろいろおすすめでしたよ~

宗像市大島砲台跡 福岡県宗像市大島2797→グーグルMAP