福岡県宗像市にある八所宮

福岡県宗像市にある八所宮に行ってみた 

宗像市に赤間という地名がありますが、それに由来する話もある由緒ある神社です。

神武天皇の東征の際にこの地にいた神が赤い馬にのり現われ、民を指揮し皇軍に従わせたといい、その際に永くこの地の守護神になる事を誓ったという。(福岡県神社誌を簡略)それ以来この地を赤馬の庄と呼んでそれが現在の赤間に変化したそうです。 ずいぶんと古い神話が残る場所ですね。

 

八所神社

こちらが八所宮のある吉留という地域で、吉留の地名も清浄なる地に鎮まり座んとて吉き所に留り給うという事からついた由来があります。 向かって左の鶺鴒山に八所神社があり、昔ながらの風景を残した良いところですね~ 

 

八所神社

鶺鴒山の麓に位置するこの場所には古代祭場跡が復元されてあります。古代の人は鶺鴒山そのものを崇め祈っていたのでしょうね。674年天武天皇の時代に神託により現在の場所へ遷したそうです。

 

八所宮

古代祭場跡と道路を挟み向き合うように御手洗池があります。雰囲気ありますね~

昔は朝廷からの奉幣使や宗像大宮司などもここで身を清め参拝したそうです。914年に初代宗像大宮司清氏が「水上のにごりなきとは今ぞ知る この池の澄むを見るかも」と参拝の際に歌を詠んだそうです。

 

八所宮

こちらが八所宮の正面参拝口になります。右側には懸社八所宮と書かれてあります。宗像方面から行くと南側に位置する釣川あたりにも大きな鳥居がありますね。

 

八所宮

天照大神の御両親を始め遡る事、神代四夫婦八柱の神をお祭りし、八所宮と言うそうです。って凄すぎる感じがしますね。ちなみに神社の森全体が天然記念物の指定を受けているそうです。

 

八所宮

こちらに来ると思いますが境内へと続く石段のコケの具合がすごく良いのですよね~ 

 

八所宮

参拝道途中に現人神社があります。祭神は神直日神・大直日神でイザナキが黄泉の国から戻った際に禊祓し邪悪を直そうとしたときに生まれた神様で万病治癒や厄災解除の神です。

ちなみに文久3年(1863年)に奉納された逆立ち狛犬がありました。年代的に幕末・明治維新の頃になりますが、逆立ち狛犬は当時奉納する氏子さん達の時代の転換を願う想いとかも込められてるんですかね、よくわかりませんが。最初は江戸時代ならではの遊び心でしょとか思ってましたが違う気がしてきました。。

 

八所宮

八所宮の境内です。

 

八所宮

御祭神 泥土煮尊・沙土煮尊 大戸道尊・大戸邊尊 面足尊・綾惶根尊 伊弉諾尊・伊弉冉尊となっています。神代四夫婦八柱を祀ってあります。

 

八所宮

八所宮の拝殿になります。

 

八所宮

本殿です。

 

八所宮

境内の奥ではカエデが真っ赤に色付いているようです。

 

八所宮

オガタマノキ(招霊の木)のそばで見事なカエデでしたよ!

余談ですが戦国時代九州平定の際に、豊臣秀吉がここ八所宮から持ち去り(近くの城山にある蔦ヶ嶽城が赤間に立ち寄った秀吉の命で1588年に廃城となってますから時期は重なるのでしょう)、厳島神社に奉納されたという平和の洪鐘は氏子の嘆願で1984年(昭和59年)にこちらに戻ってきたそうですが、2013年(平成25年)に厳島神社へ返還となり現在はありませんでした残念。。秀吉め~となるところですが、それも戦国の時代の話。。

こちらに平和の洪鐘の事が詳しくありました→宗像電子博物館

八所宮

1398年に当時の氏子が平和祈願として芦屋鋳物師に依頼したものだそうですが、現在は写真が飾られてありました。ちょっと切ない感じもしますが、平和の洪鐘は世界文化遺産である広島県の厳島神社でより多くの方々の目を楽しませていることでしょう。

 

八所宮

そんな歴史も古く見所が多い宗像市吉留にある八所宮ですが、自然に恵まれた良いところに鎮座してありリフレッショするのにもおすすめですよ~

八所宮 福岡県宗像市吉留3186←グーグルMAP