福岡県直方市にある直方市石炭記念館

直方市石炭記念館で筑豊炭鉱時代を学ぶ

直方市石炭記念館はJR直方駅より徒歩10分~15分ほどで行くことが出来まして、多賀神社と隣接しています。明治43年に炭鉱経営者で組織された筑豊石炭鉱業組合直方会議所として建てられた現本館を中心に筑豊炭鉱に関するありとあらゆる貴重な資料が集められています。石炭記念館

石炭記念館

入口は何か所かあるようですが、今回は記念館東側にある多賀神社の鳥居があるところから行ってみました。筑豊本線と平成筑豊鉄道伊田線をまたがる跨線橋を渡って左へ行くと石炭記念館で、右へ行くと多賀神社になります。

 

石炭記念館

直方市石炭記念館の敷地内で右が会議所として使われていた本館で、左が平成2年に木造から建替えられた別館となります。入館料は大人100円・大学生高校生50円・中学生以下無料です。写真では見えませんが左側には昭和51年まで使用されていた蒸気機関車コッペル32号とロト22号の石炭車が展示してあります。

 

石炭記念館

直方救護練習所之跡と書かれてあります。特筆すべきはこの場所が炭鉱経営に関する重要な会議をする場所であったと同時に、九州炭鉱救護隊連盟直方救護練習所という救護隊員の訓練施設であったところです。

坑道内での石炭採掘作業は命がけであり、実際過去には悲惨な事故も多いですが、こちらで救護隊員の訓練が行われ約1万人養成されていったそうです。敷地内には後ほど紹介しますが救護練習用の坑道があり外から見学することが出来ます。

 

石炭記念館

こちらは昭和13年に制作されたC11-131号蒸気機関車で昭和45年まで活躍していたそうです。内部を見学することが出来ます。

 

石炭記念館

C11-131号蒸気機関車の内部です。

 

石炭記念館

別館内には石炭に関する資料や

 

石炭記念館

機械器具が豊富に展示してあります。写真はジブカッターですが迫力ですね。。

2階では石炭資料のほかに山本作兵衛作品はじめ石炭に関する絵画の展示も多くありました。(一部撮影禁止・事前にご確認ください)

 

石炭記念館

明治43年に建設された本館のほうへ。こちらには発破関係、特筆すべきが救命道具の年代事の豊富な展示や安全燈・ガスの発生状況を探知する警報燈など鉱員の人命を左右するものの展示が多くありました。

 

石炭記念館

こちらは当時の筑豊炭鉱周辺のジオラマです。手前が響灘で現在の若松脇田あたりから筑豊地方を見た感じになります。炭鉱のあった場所に地名の書かれた名札があり、真ん中あたりにこの場所石炭記念館の札があります。こうやってあらためて見てみると凄いですね。

 

石炭記念館

こちらは石炭の原木となるメタセコイアの木です。何億年と気が遠くなるほどの年月をかけて地表に生えていた木が地中に埋もれて石炭となるのですね~

 

石炭記念館

本館と別館の裏手に救護練習用の坑道があります。こちらで実践さながらの訓練が行われ約1万人の救護隊員が養成されていったのですね。

 

石炭記念館

救護練習坑道を上から眺めたところです。

 

石炭記念館

この救護練習坑道は大正11年に作られ昭和43年に閉所されたそうでレンガとコンクリートが相重なっています。全長は117mだそうですよ。

 

石炭記念館

救護練習坑道の先には福知山が見えています。

 

石炭記念館

こちらは敷地内に展示してあるコッペル32号とロト22号を絵葉書風で。

と、直方市石炭記念館の一部を紹介させていただきましたが、この日は私が見学している小一時間くらいの間に高齢者中心ですが10数人の団体さんが入れ替わりで2組来ていました。ぜひ若い方にも足を運んでもらいたい場所だと思います。色々知らないこともありましたし学びになり楽しめましたよ~

直方市石炭記念館 福岡県直方市直方692−4←グーグルMAP

詳しくは直方市石炭記念館WEBサイトで。

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