遠賀郡水巻町にある貴船神社と羅漢地蔵 樹齢800年の大楠のパワーが

遠賀郡水巻町にある貴船神社と羅漢地蔵に行ってみました。

水巻町吉田あたりの県道203号線吉田東の信号を東側・筑豊本線のほうへ入っていきます。

 

貴船神社

小さな川沿いを進んでいると左側にこのような形で山の岩肌を屋根にするように石仏がずらりと並んでおります。中央の立て札には中央四国31番 本尊 文殊菩薩と書かれてあります。この前を流れる川が羅漢川というそうで、江戸時代に堀川を造る際のルートであったそうですがあまりにも事故や洪水などで工事が難航し、結局現在の堀川の位置へと変更されたそうです。そういえばそんな場所がある話を聞いたことがあったな、それがこのあたりだったのか~

で、この石仏はその羅漢川工事の際に犠牲になった方々を弔うために建てられたそうです。

ちなみに堀川の第一期工事責任者を務めていたのが黒田藩家臣の栗山大膳で、現在八幡西区折尾に大膳という地名が残っていますが堀川工事に尽力した大膳に由来します。その栗山大善は長政亡き後の2代藩主忠之の悪政を正そうとしますが(黒田騒動)結果的に盛岡藩へ預かりとなり盛岡で生涯を終えます。

貴船神社

こちらが横から石仏を見たところですが、天然の岩肌で雨をしのぐようなかたちになっています。現在もしっかりと供養されてあるのでしょう。しかし神秘的な光景だな~

こちらの羅漢地蔵と貴船神社は50mほどの距離にあります。

 

貴船神社

こちらが貴船神社の入口になり、すぐそばには筑豊本線があります。

 

貴船神社

貴船神社参道入り口です。

 

貴船神社

鳥居の先に参道階段がありその先に社殿があります。

 

貴船神社

奉納されてあるちょっと変わった黒っぽい奇石?奇岩?みたいな感じで気になりますね。

 

貴船神社

階段左側にあるのが樹齢800年と言われる大楠ですが、さすがに迫力ですね。そしてこのあたりから空気感が変わってくるような気がします。

 

貴船神社

実際見てみるとかなり大きいですよ。

 

貴船神社

狛犬。

 

貴船神社

こちらには白い石が奉納されてあります。

 

貴船神社

貴船神社拝殿になります。周辺は山になっていますが、心地よい雰囲気です。

 

貴船神社

貴船神社 由緒 

御祭神 高龗神(タカオカミノカミ)・闇龗神(クラオカミノカミ)

建久5年(1194年)征夷大将軍源頼朝の家人宇都宮上野介 麻生重業 平家討伐の功により筑前国遠賀郡鞍手郡3千町歩を賜り下野国より下向し花尾城を築く時山城国鞍馬山より貴船大明神5柱を農耕水利・災難厄徐の守護神として歓請す。「止雨時白馬 祈雨時黒馬を献じ風災害を防ぎ五穀豊穣を祈る」と古記録にあり、その発祀を藤原重光大輔 波多野兼直に定む。則松高見神社へ天正9年(1581年)事解之雄神一柱分祀す 吉田車返し川守神社へ宝暦10年(1760年)大山祇神・罔象女神ニ柱分祀す。大正2年貴船神社に秋葉神社・迦具土神(火災災難・家内安全・福徳火の神として祀る。 徳満神社 大年神(福徳五穀豊穣として祀る)

読みやすいようにしましたが、この様に書かれてありました。花尾城築城の時期に水を司る龍神である神様を祀ったのですね~

由緒の文に「止雨時白馬 祈雨時黒馬を献じ風災害を防ぎ五穀豊穣を祈る」と古記録にありとありますが、雨を止めたいときは白馬を献じ、雨乞いをするときは黒馬を献じ祈る風習が古来はあったのでしょうね。先ほどの馬の鞍のような形をした黒い岩と白い石が奉納されてあるのはそのあたりに意味があるのかな。

 

貴船神社

本殿を望みます。

貴船神社

そして社殿前の参道の両側にこのような大木がありました。戦火にでもあったような感じで詳しくはわかりませんが、生命力を感じずにはいられませんね~凄いな~

 

貴船神社

写真ではほとんどわかりませんが、帰る際にふと参道から正面を見たら鳥居の間からひと際高い山の頂上が目に入りました。方向的に福知山かなと思ったのですが何か意味があるのかな、興味深いな~

と、何かと興味深い遠賀郡水巻町にある、樹齢800年の大楠のパワーがみなぎる貴船神社とすぐ近くにある羅漢地蔵でした!とても良いとこでしたよ~

貴船神社 福岡県遠賀郡水巻町吉田東4丁目5

場所↓