八幡製鐵所炭滓線・くろがね線の宮田山トンネルを見てきた(貨物列車は写ってないですけどね)

八幡製鐵所の八幡工場と戸畑工場を結ぶくろがね線の途中にあるトンネル

くろがね線の生い立ち↓

八幡製鐵所では、戸畑で操業していた東洋製鐵と1921年に合併した当時から、戸畑地区で生成する熔銑を船舶で八幡へと輸送していたが、海上輸送のリスクと不経済性が指摘されていた。一方八幡地区では、鉄の製錬過程で発生する鉱滓の処理が問題化していた。これらの打開策として建設されたのが、くろがね線である。1927年3月に起工し、1930年2月に開業した。開業当初は、戸畑から八幡へは銑鉄を輸送し、鉄の製錬工程の一端を担う一方、八幡から戸畑へは埋め立て用の鉱滓を輸送し、戸畑地区の拡張に寄与した。引用:Wikipedia

くろがね線は全長約5、6kmあるそうで、そのうち宮田山トンネルは全長1740m・幅8、3mだそうです。あらためてくろがね線をマップで見てみるとけっこう遠回り感がしますね、そのうえ途中にはこの宮田山トンネル。宮田山トンネル自体は出水などで大変な難工事だったようですが、当時の意地でも八幡工場と戸畑工場を繋げてやるぞ感が伝わってきますね~

わかりますかね、ちょうど戸畑駅というか戸畑の街を避けるようにS字型になってる黒い線がくろがね線なのですが。。様々なからみで仕方なくこういうルートになってしまったんでしょうが当時の関係者の方の苦労がうかがえますね。

当時はトンネルが開通した宮田山にも住宅などあまり無かった感じだったのかな。

そんな興味深い宮田山トンネルですが、昭和5年開通で今なお現役で頑張っているおしゃれな感じのデザインだということで見に行ってみました。

まずは八幡側から。枝光駅近くの枝光2丁目にあるローソンあたりから線路に沿って坂道を上っていきます。

宮田山トンネル

宮田山トンネル八幡側ポータル付近から枝光・八幡方向です。電柱がかぶってしまってますが、緑の枝光橋が見えますね、以前は複線だったそうですが現在は単線になっていまして片方はパイプが設置されてあります。スペースワールドも左手に見えますね。

 

宮田山トンネル

宮田山トンネル八幡側ポータルです、ルネッサンス様式らしいです。トンネルとトンネル上に続く坂道とまわりの住宅街とのからみがけっこうあまり見られない光景で不思議な感覚になったのと、率直にこの坂道大変そうだなと思いました。

 

宮田山トンネル

寄ってみるとおしゃれな感じが伝わってきます。本来ならここを貨物列車が通過していくのでしょうが、いつくるかわからないし待てませんでした。。それでは貨物列車がトンネルに入ったと仮定して戸畑側に行ってみたいと思います。

たった今思ったのですが、貨物列車と人がダッシュで坂を越えて戸畑側まで行くのはどちらが早いのでしょうか?かなりスピードが遅いという噂は聞いたことがありますが。いや、いろんな意味で危なそうなので止めときましょう。そもそも歩いて戸畑側まで行けるのかも知りません。。

 

宮田山トンネル

宮田山トンネル戸畑側ポータル付近で、戸畑区東大谷にある尼堤橋から見ることが出来ます。

 

宮田山トンネル

おー明らかにデザインが違いますよ!お城をイメージした感じでしょうか、こっちのほうが好きかもwまあ私の好みなどどうでもよいですけどね。。

 

宮田山トンネル

テンション上がりましたので別角度から迫ってみました。今度機会があったらぜひ列車が通過するところを見てみたいですね。そしてここから出てきた貨物列車が…

 

宮田山トンネル

かなりウネウネしたS字ルートを通りながら戸畑工場へと向かうのですね~ いやあ知らなかった、ご苦労様ですご安全に!

そんな宮田山トンネルでございました。