若松区にある火野葦平旧居「河伯洞」

若松を訪れた際には行っておきたい「河伯洞」

若松を歩いていると必ずどこかで火野葦平の名を目にします。

若松出身の芥川賞作家(昭和13年「糞尿譚」第6回芥川賞)で、生まれ育った若松とかっぱをこよなく愛したそうです。

河伯洞は火野葦平が34歳から53歳(書斎で自ら命を絶った)まで実際に過ごし執筆していたそうで、父・玉井金五郎が息子のためにとその印税によって建てたもので現代からしてみても立派な建築となっています。葦平本人は戦地での戦友達の苦労への思いから、このことを負担に感じていたそうですが。

私のように文学作品に疎くても、見ておく価値は十分にあると思いましたので機会があればぜひ。

 

河伯洞

若松駅の左手のほうへ歩いて5分ほどの場所にあります。ちなみに正面にある若松市民会館にも資料館があるそうです。

 

河伯洞

道路脇に看板が出ていますので道なりに進んでいくとこの屋敷が見えてきます。

 

河伯洞

河伯洞正面、平成8年に北九州市に寄贈され現在は市指定文化財として一般に開放されています。

 

河伯洞

門を入ったところ。

 

河伯洞

玄関から、ちなみに入場は無料です。声をかけて見学させてもらいます。現在は三男ご夫妻が管理をされてあるそうで案内していただきます。

 

河伯洞

建築に使われてる素材が大変良いものを使ってあるそうでそれだけでも一見の価値ありです。

 

河伯洞

庭もきれいにされてあります。かっぱが好きだったということですが、動物も好きだったようで虎を飼っていた時もあるそうです。

 

河伯洞

河伯洞内のいたるとこに当時の写真などが展示されてあります。

 

河伯洞

2階にある書斎のほうへ案内してもらいます。ここが書庫となっていて、担当者はここで原稿が出来るのを待っていたそうです。

 

河伯洞

こちらが書斎になりますが、執筆のさいは部屋を閉めきり座布団で正座をして集中していたそうです。亡くなった当時を再現されてあるそうで、黒電話が時代を感じさせます。

この場所で執筆されておったんだな~と思うとなんだか不思議な感じさえします。

部屋は洞海湾の方角を向いていて、左の窓からは若戸大橋が良く見え、右の窓からは皿倉山のほうを眺めることが出来ます。

 

河伯洞

右の窓のほうから向こうにビルが建っている現在でも皿倉山のほうが良く見えますね。

たいへん貴重なものを見させていただきました。また楽しみがひとつ増えたな~と気が向いたときに火野葦平作品も少しずつ読んでいます。

また機会があれば訪れてみようと思います。

 

河伯洞

火野葦平旧居「河伯洞」

所在地:北九州市若松区白山一丁目16番18号

TEL:093-771-0124

開館時間:10:00~16:30

休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日が休館)、年末年始(12月29日~1月3日)

入館料:無料

火野葦平と河伯洞HP

場所↓